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2009年1月31日 (土)

かつてペンギンと呼ばれた鳥がいた

毎日新聞 余禄より

余録:コウテイペンギン絶滅?

かつてペンギンと呼ばれた鳥がいた。今もいるよと突っ込まれそうだが、あれは先代を襲名した2代目ペンギンだ。初代は1844年6月3日か4日に絶滅した。ペンギンとはこの鳥、オオウミガラスの特徴である頭の白斑を指した古代ケルト語だった▲なぜ絶滅の日まで分かるかといえば、最後のつがいを人が殺したからだ。生息地のアイスランド沖岩礁で抱卵中の2羽が人に見つかり、1羽は殴り殺され、1羽は絞め殺された。最後の卵は割れていた(今泉忠明著「絶滅野生動物の事典」)▲全長約80センチ、体重5キロに達したこの海鳥は腹は白く、背は暗褐色だった。翼は20センチほどに退化して空は飛べない。その代わりに潜水は巧みで魚類やイカを食べ、陸上では直立してヨチヨチ歩きをした。要するに今のペンギンそっくりである▲かつては北大西洋に数百万羽は生息していたオオウミガラスである。それを絶滅に追い込んだのは、羽毛と卵を求める人間の乱獲だった。そして絶滅寸前には、標本を高額で買い取るという博物館が欲深い人間を最後の捕殺に駆り立てた▲人間は南極にもオオウミガラスに似た鳥がいるのをみつけ、ペンギンと呼ぶことになる。最新の米仏の研究チームの報告によると、その南極のコウテイペンギンが今世紀末には絶滅の可能性があるというのだ。こちらは地球温暖化による海氷の減少で、繁殖が難しくなるためだ▲まさかといいたいが、2代目同様人を恐れず船を見るとヨチヨチ寄ってきた初代を平気で殺りくした人間のことだ。目先の欲や無関心がまたもペンギンを悲劇の鳥の名にしかねない。もう地球上に3代目を襲名できる鳥はいない。

wikipediaによれば
何故北半球に住んでいたオオウミガラスが南半球に住むペンギンとここまで類似した生活形態を取っていたのかは詳しく解明されていない。
現在では『北極のペンギン』として語り継がれる存在でもある。


この話結構心に響いたのだがいかがであろう?

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